ギリシャの蒼を描く:日本画家・村居正之特別展「歴史を刻む 悠久の青」12月開催

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1899年に締結された「日本・ギリシャ修好通商航海条約」100周年を祝して1999年(平成11)発行された『日本・ギリシャ修好100周年記念郵便切手』、そして2004年(平成16)のアテネオリンピック開催を記念し発行された『オリンピック記念郵便切手』の原画を描いた日本画家の村居正之の個展「村居正之の世界-歴史を刻む 悠久の青-」が、東京・目黒の郷さくら美術館で今年12月から開催される。
現代日本画壇を代表する作家の一人である村居正之は1947年京都府生まれ。今回の特別展は、氏が1992年から現在まで約30年にわたって制作してきた「ギリシャ・シリーズ」を紹介するという。
村居氏は、天然の岩絵具の中でも特に群青色に魅了され、独自の深みのある青色を表現し、その色づかいは「青い墨絵」と評されている。1979年ヨーロッパへの写生旅行で初めてギリシャを訪問。アテネの考古学博物館で遭遇したサントリーニ島で発掘された3500年前の壁画に強い印象を受け、1992年にギリシャへ再渡航し、歴史的に主要な地区や島々を取材した後古代ギリシャを主題に据えた作品制作を本格的に展開したという氏が、30年に渡って描き続けてきた「ギリシャ・シリーズ」が一挙公開される。
[ さくら美術館 特別展 村居正之の世界 ―歴史を刻む 悠久の青ー]
会期:2023年12月2日(土)~2024年2月25日(日)

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