電話ボックスと公衆電話のあゆみ:ギリシャの電気通信博物館(photos)

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現在のようにスマートフォンが普及するまで、世界各地で人々の間のコミュニケーションを繋いだのは、街のあちこちに設置されていた電話ボックスをはじめとする公衆電話だ。
ギリシャでは、1930年代にアテネに28か所・港町ピレウスに8か所、国内初となる電話ボックスが設置。はじめは通話専用のコインが用いられていたが、のちギリシャがユーロを採用するまで古代から使われていた通貨・ドラクマの硬貨が利用できるよう仕様が変更された。
1992年(平成4)にはギリシャで初めてテレホンカードが利用できる公衆電話が登場。2000年(平成12)には国内におよそ7万台のテレホンカード公衆電話が設置され、テレホンカードの年間発行枚数は約8千万枚に及んだという。
GreeceJapan.comはギリシャの通信事業者・OTEグループの博物館であるOTE Group Telecommunications Museumを訪問。ギリシャの通信事業を支えた貴重な展示品の数々を撮影した。
博物館の壁面に掲げられた、あるギリシャ人男性がペリプテロ(キオスク)に設置された公衆電話で通話する姿の写真。写真は1969年(昭和44)雑誌「LIFE」に掲載されたもの
公衆電話ボックス。1930年代
博物館入口に置かれた1930年代の公衆電話ボックス
電話ボックスの中で見つけた、公衆電話機の製造で知られた日本の田村電機製作所(現・サクサグルー

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