いくつになっても、人の視線は気になるのさ

ヨーロッパの食
『フランクおじさん』Amazonプライムビデオにて鑑賞。ベスのカーリーウルフヘア、フランクとウォーリーが暮らすアパートのインテリア、それだけで『いい映画!合格!』と、サムズアップしたくなった。(ベスのヘアスタイルは近いうちに真似したい…)舞台は1973年のアメリカ。田舎では少し浮いた存在の利発なベス(当初はベティ)にとって、ニューヨークの大学で文学を教えるフランク伯父さんは、よき理解者だ。“自分が何者かは自分で決めるんだ”の伯父さんの言葉を励みに、大学への進学を掴み取った(名前も改名した)ベス。単身ニューヨークへ引越し、伯父さんとの交流を深めるうち、彼がゲイであることを知る。『ゲイという人たちが居るのを知っているかい?』『知っているけど会ったことはないわ』時代を考えれば、当たり前のような会話。戸惑いながらも受け入れていくベス。そこに、二人の田舎から急な知らせが届き…。かつて自分がベスを勇気づけた言葉を、自らに投げかけ、自分を解放していくフランク。すぐに受け入れる人、努力して受け入れようとする人、到底受け入れられない人、それぞれをフラットに描く視線がよかった。受け入れられない人に対しても、“それでいいんだ”と言うように、穏やかに笑うフランク。大人になっても、人の視線は気になるし、できればみんなに好かれたいさ。聡明な大学教授のフランクでさえそうなんだ、いわんや一般人(わたし)をや。歳を

リンク元

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ヨーロッパの食
euroをフォローする
ヨーロッパ観光情報

コメント