【フランス歴史遺産探索1】ローマ時代の水道橋「ポン・デュ・ガール」

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ポン・デュ・ガールとは
南仏のユゼス近くに位置する、ローマ時代の水道橋「ポン・デュ・ガール」。1世紀に古代ローマ人によって建設されました。高さが49mもあるこの水道橋は、1,000人以上の職人さんの手によって、なんと5年という短い歳月で完成。現在のような技術も発展していなかった時代に、このような水道橋を作ったことに、訪れた人たち誰もが、あっと驚いた表情を見せます。
なぜ、このような場所に巨大な水道橋を建設したのでしょうか。
ローマ帝国の重要な都市のひとつだった、ニームに水を引く必要がありました。ユゼスの水源からこの導水路を通り、50km離れたニームまで水を運んでいました。5世紀もの間、大量の水がニームに送り込まれました。水道橋のおかげで、ローマ帝国の都市のひとつであるニームの水不足を解消したのです。
ローマ帝国に必要だった水
ローマ帝国は今私たちが想像するよりも高度な公共施設があり、高度な都市生活を送っていたことがわかっています。道や神殿、円形競技場、劇場があり、驚くような土木建築の技術を持っていました。そして、ローマ帝国の都市すべてに水道がひかれ、大浴場や公共トイレも存在しました。例え近くに水源はなくても、遠くの丘陵地帯からも水は引かれたのでした。水は高度な都市生活の象徴であり、ローマ帝国の特出したインフラ事業のひとつなのです。
ポン・デュ・ガールを訪れてみ

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