Photo: アルヘア・オリンピア市
2020年東京オリンピックの聖火採火式が行われるオリンピア(アルヘア・オリンピア)市のヨルゴス・ゲオルヨプロス市長は7日(土)市議会会派の代表者らと会談、今月12日(木)に迫った採火式の開催をその重要性と品位を保ち、また新型コロナウイルス感染拡大のリスクを最小限に抑えることを目的として、今年5月への延期を提案すると発表した。
市庁舎で行われた会合にはゲオルヨプロス市長をはじめエフシミオス・コジャス前市長、ヨルゴス・アイドニス元市長のほか市議会少数派会派の代表ヨルゴス・ジャバラス氏が参加、全会一致で式典の延期を提案する書簡を国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ委員長に提出することを決定した。
ゲオルヨプロス市長は延期提案の理由について、最小限に抑えられた観客とごく一部の関係者、限られた各国の代表団のみが参加し、新型コロナウイルスへの感染への恐れと不安が広がる中で採火式を開催することは、結果として式典の重要性とその品位を損なうものとなるであろうとした。
アルヘア・オリンピア市の今回の採火式延期の提案決議はギリシャオリンピック委員会(HOC)のスピロス・カプラロス委員長にも合わせて伝達されるという。
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