(左から)山本英明・外務省外交史料館館長、田口精一郎・外務省欧州局参事官(大使)、アルギロス駐日ギリシャ大使、柄澤康喜・日本ギリシャ協会会長
日本・ギリシャ外交関係樹立125周年にして日本・ギリシャ文化観光年の記念の年である2024年12月から来年1月まで東京都港区の外交史料館展示室で開催される特別展『外交文書に見る日本・ギリシャ関係』のオープニングセレモニーが12月9日(月)同展示室で行われ、ニコラオス・アルギロス駐日ギリシャ大使をはじめ両国に縁ある人々が駆け付けた。
オープニングセレモニーでは、特別展の主催者である外務省外交史料館の山本英昭館長、ニコラオス・アルギロス駐日ギリシャ大使、田口精一郎・外務省欧州局参事官(大使)、柄澤康喜・日本ギリシャ協会会長が挨拶。会場には125年前の1899年(明治32)両国間で初めて締結された日希修好通商航海条約のギリシャ語・日本語調印書と批准書の貴重な原本をはじめ、アテネでの特別展で用いられた日本とギリシャの外交文書を紹介するバナーが展示され、集まった人々は歴史の証人たるこれらの資料から長年に渡る友好の道程に想いを馳せた。
特別展は入場無料。外務省外交史料館展示室(麻布台ヒルズ森JPタワー5階)で2025年1月11日(土)まで開催されている。
左:日希修好通商航海条約(調印書・ギリシャ語)/中:同(調印書・日本語)/右:同(批准書
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