福田耕佑・大阪大学大学院人文学研究科特任研究員(常勤)
ギリシャの誇る世界的作家ニコス・カザンザキスをテーマに、東京外国語大学オープンアカデミーで、大阪大学大学院人文学研究科特任研究員(常勤)の福田耕佑氏による講座『ニコス・カザンザキスの宗教、政治、そして日本』が8月20日(火)~8月22日(木)の3回に渡って開催される。
ギリシャ第二の大都市・テッサロニキのアリストテリオ大学哲学部で客員研究員生活を送った経験をもち、カザンザキスの『禁欲』『饗宴』の翻訳者であり、またカザンザキスの「キリストは再び十字架に」をギリシャ映画『日曜はダメよ』の監督であるジュールズ・ダッシンが映画化した『宿命(1957年)』を日本語字幕で上映するイベントの実現に尽力した福田氏が、本講座では現代ギリシアを代表する作家で詩人、思想家であるニコス・カザンザキスの思想を紹介する。
今回の講座では主に彼の宗教論、政治活動と文学、そして『日本旅行記』の三つについて取り扱うとともに、2024年の「日本ギリシア観光記念年」を記念して刊行予定の『日本旅行記』の翻訳より彼と日本のかかわりを紹介するという。
[ 東京外国語大学オープンアカデミー:ニコス・カザンザキスの宗教、政治、そして日本 ]
開催日:2024年8月20日(火)~8月22日(木)全3回
時間:19:00~20:30
会場:オンライン講座
定員:30名
受講料:
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