福田耕佑氏(中)、フルムジアディス次席(左)ほか駐日ギリシャ大使館関係者
東京都港区の港区立伝統文化交流館で、2月9日(金)大阪大学大学院人文学研究科特任研究員の福田耕佑氏による講演「ニコス・カザンザキスの文学とギリシャ語:日希文学における言葉の交流と相互作用」が開催された。
今回の講演は、ギリシャの偉大な詩人ディオニシオス・ソロモスの命日にちなみ、2017年から制定された「世界ギリシャ語デー」である2月9日を記念し、日本ギリシャ文化観光年2024記念事業のひとつとして、駐日ギリシャ大使館の主催で行われたもの。
福田氏は、ギリシャを代表する世界的文学者ニコス・カザンザキスの生涯から現代ギリシャ語成立までの過程、ギリシャ文学の翻訳における様々な問題まで、数多くの写真や資料を用いて解説。講演後は会場に集まった参加者と活発な質疑応答が交わされた。
会場にはスティリャノス・フルムジアディス・ギリシャ大使館次席をはじめ駐日ギリシャ大使館の関係者らも参加。また、MGスクール・オブ・ラテン・カリグラフイーによるギリシャ歴史上の人物の名言、詩を題材にした美しいカリグラフィー25点が合わせて展示された。
[ フォトレポート ]
福田耕佑氏
ギリシャ歴史上の人物の名言、詩を題材にしたカリグラフィー
ギリシャ歴史上の人物の名言、詩を題材にしたカリグラフィー
photos: Junko Nagata
コメント