暴風雨で崩落したギリシャ・イピロス地方の石橋が復元

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© Greek Ministry of Culture and Sports
2015年にギリシャ各地を襲った暴風雨により崩落したギリシャ北西部・イピロス地方のジュメルカにあるアラフソス川にかけられた「ゲフィリ・ティス・プラカス」と呼ばれる歴史的な石橋。ギリシャ人の石工の棟梁コンスタンディノス・ベカスによって1866年に建造された高さ21メートル・長さ61メートルの石橋の崩落についてはGreeceJapan.comで記事として次のとおり伝えている。
ギリシャ文化体育省は昨日15日(月)現地の写真を公開、修復作業がほぼ完了したと発表した。なお修復現場には川床の清掃作業と周辺環境の回復のために必要な一部の設備が残される予定。
ギリシャ文化体育省によれば、今回の修復プロジェクトは欧州の文化遺産保護に関わる団体や個人が所属する連盟「ヨーロッパ・ノストラ」が運営し、「ヨーロッパ・ノストラ賞」の名称でも知られる文化遺産の保護に対する取り組みを評価し、業績を称えるEU文化遺産賞の候補としてノミネートされるという。
© Greek Ministry of Culture and Sports
写真は2015年の暴風雨で崩落した石橋の様子。アーチ部分がすべて川床に落ちている。
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