カヴァフィス・アーカイヴ:アテネ中心地にギリシャの偉大な詩人カヴァフィスの資料館開館


ギリシャの誇る偉大な詩人コンスタンディノス・カヴァフィス(1863-1933)生誕からおよそ160年を経て、ギリシャのオナシス財団はアテネのアクロポリス近くのネオクラシックの建物にカヴァフィスのアーカイブを開館した。
アーカイヴには、カヴァフィスの文学的功績を顕彰する様々なアーカイヴをはじめ、彼の書斎に保管されていた966冊の書籍、そして私物や芸術作品の蒐集物が保管・展示されている。
このアーカイヴには、自筆の詩の原稿、数少ない私家版の出版物、散文作品、記事、研究、メモを含む2,000点を超える様々な文物と、個人的な私信や手紙、そして写真といったカヴァフィスの生涯を形作る個人的なアーカイブが惜しげもなく公開されている。
アテネを旅行する際にはぜひ一度は訪れるべきスポットの一つと言えるだろう。入場は無料。
様々な画家の手になるカヴァフィスの肖像
カヴァフィスのデスマスク
 


カヴァフィスの両親の写真
使い込まれた温もりが今に残るカヴァフィスの私物
薩摩焼の花瓶と皿。 右下には金色の装飾が施された花瓶
カヴァフィスの自宅で使われた家具の数々
ジャポン・ナクレ紙に印刷されたカヴァフィスの詩作(Alexandrini Techni Publications, 1935)


アーカイヴ奥の読書室。様々な画家によるカヴァフィスの肖像が飾られている


 

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