「参戦記念日(オヒ・デー)」:今日10月28日ギリシャは国民の祝日

ギリシャ西部やアルバニアの山岳地帯でイタリア軍との戦いに奮闘するギリシャの兵士ら
「参戦記念日(オヒ・デー)」と呼ばれる10月28日は、ギリシャ人にとって3月25日の独立記念日と並ぶ重要な記念日だ。
この日、1940年(昭和15)10月28日にイタリアから突き付けられた最後通牒に「ノー(ギリシャ語で『オヒ』)」と拒否したことに由来するこの記念日にイタリア軍はギリシャ・アルバニア国境からギリシャへ侵攻。ギリシャ軍はこれを迎え撃ち、イタリア軍を退けた。戦いはギリシャ・イピロス地方の山岳地帯で行われたが、厳しい寒さと雪という悪天候に苦しめられた。戦争はドイツがギリシャに侵攻した1941年(昭和16)春終結した。
この記念日には、例年アテネに次ぐギリシャ第二の規模を誇る北部の大都市テサロニキでは政府要人・ギリシャ正教の大主教らが出席する大規模な軍事パレードが、またアテネでは学生らによるパレードが開催される。
またテサロニキやアテネだけでなく、ギリシャ各地でも自治体やスポーツクラブといった団体による小規模のパレードが実施され、一部博物館の入場が無料になる等、ギリシャでは国を挙げて様々なイベントが実施される。
ギリシャ軍による「オヒ・デー」のポスターの数々
万感の思いを込めて愛する家族に別れの挨拶をするギリシャの兵隊たち。1940年
 
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