ハリラオス・トリクピス / wikipedia
1832年(天保3)7月11日は、ギリシャ人の政治家ハリラオス・トリクピスが生まれた年だ。ギリシャの首相を7度に渡って務めた彼は、今も近現代ギリシャ史における主要な政治家のひとりとして捉えられている。
トリクピスは農業、行政、防衛、経済、交通、鉄道網の整備など、多くの分野でギリシャの近代化に貢献した。彼の就任中に行われたプロジェクトの中には、かの有名なコリントス運河の建造が挙げられるだろう。
こうした様々な施策を成功に導いたトリクピスが推進した近代化施策は、ギリシャ経済と海外からの借款に多大なコストをもたらし、高額課税と1893年(明治26)の経済破綻につながった。
トリクピスの大理石像 ©GreeceJapan.com
トリクピスの像はギリシャ議会の前庭、現在の国立歴史博物館の前に設置されている。
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Source: ギリシャ観光
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