ギリシャの文化・スポーツ省は、ギリシャ・アテネの国立考古学博物館のリニューアル案として採用されたDavid Chipperfield ArchitectsとAlexandros N. Tombazis and Associates S.A.によるデザインのプレゼンテーションに続いて、ギリシャおよびギリシャ国外の建築事務所による9つのリニューアル案を公開した。
リナ・メンドーニ文化・スポーツ相は公開に際して、「まず初めに強調しておきたいのは、今回の提案は国立考古学博物館に関する詳細な研究とビジョン、そしてアテネ中心部の全体的な改良の視点をもった非常に高い美的レベルのものであるということです。今回のリニューアル案提案に協力いただいたすべての参加者の皆さまに対して、そのインスピレーションと、ギリシャ国内外の建築事務所の方々との間の調和あるご協力とに心から感謝いたします」と語った。
なお、博物館のリニューアル案として採用された設計案を制作したDavid Chipperfieldは、今年2023年に、世界の優れた建築家に贈られるプリツカー賞を受賞している。
また、これら建築案の中には、SANAA(Kazuyo Sejima+Ryue Nishizawa)およびKengo Kuma and Associatesの2つの日本の建築事務所の案も含まれている。
今回公表された9つのリニューアル案は以
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