【世界の立入禁止スポットvol.11】貴重な火山島!手つかずの自然が残る世界遺産〜アイスランド・スルツェイ島〜

ヨーロッパ旅行

 
 
火山活動によって誕生したスルツェイ島
スルツェイ島は、1963~1967年の火山活動で誕生した島です。以来、人間の干渉を受けずに保護されてきました。そのため、生態系の変化の過程を知ることができます。1964年に研究がスタート。今日に至るまで研究者のみ島への立ち入りを許可されています。
2008年には、世界遺産に登録されました。
実はほかにも3つの島が誕生していた
1967年まで続いた火山活動により、実はスルツェイ島のほか、スルトラ(Surtla)、シルティングル(Syrtingur)、ヨールニル(Jólnir)という3つの島も誕生しました。しかし、火山活動が落ち着くと同時に、スルツェイ島以外の3つの島は急速に海と風に侵食され、スルツェイ島だけが残りました。
この侵食はスルツェイ島にもおよんでいて、2.7平方kmの広さがあった島は、半分の面積にまで縮小。今後も侵食が続き、やがて島の面積は3分の2となり、中心部だけ残るだろうと予測されています。
生物学上の貴重な情報が得られる
研究を開始して以来、海流にのって漂着した種子やバクテリアのほか、菌類の存在が認められています。また、1965年に初めて確認された維管束植物は10年後に10種に増加。2004年までに、60種の維管束植物、75種の苔植物類、71種の地衣類(菌類と藻類の共生体)、24種のカビやキノ

リンク元

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ヨーロッパ旅行
euroをフォローする
ヨーロッパ観光情報

コメント