展覧会『MARU（丸）～日本の造船所におけるギリシャ人たち』アテネで12月開催

GREEK
ギリシャの海運誌「ΝΑΥΤΙΚΑ ΧΡΟΝΙΚΑ（ナフティカ・フロニカ）」と彼らの持つ膨大なアーカイブをもとに、ギリシャの船主と日本の造船所との協力関係を明らかにする展覧会が、2022年12月15日（木）から12月21日（水）まで、在ギリシャ日本国大使館の後援のもと、ギリシャ・アテネで開催される。
20世紀にギリシャの海運輸送が飛躍的な進歩を遂げる中、ギリシャ人船主らは所有する船舶の近代化と開発に注力し、様々なタイプの新造船を数十隻注文、その多くは日本の造船所で建造された。日本は造船所の再生に的を絞った国家戦略を掲げており、これまでのおよそ70年間に渡って、日本での新造船の建造はギリシャ人にとって最も安全な選択肢であり続けた。
今回の展覧会では、協力関係、信頼、相互尊重が望むべき循環へ発展する中におけるギリシャの海運業と日本の造船業との関係が描かれている。こうした一連の歴史は、海運誌「ΝΑΥΤΙΚΑ ΧΡΟΝΙΚΑ（ナフティカ・フロニカ）」のアーカイブを通じて紹介される予定で、本誌12月号にて詳しく分析されるという。
『MARU（丸）～日本の造船所におけるギリシャ人たち』では、豊富な資料を基に歴史を可視化するとともに、ギリシャと日本の輝ける協力関係の時代から、今に残る貴重な展示品が披露されるという。また、展覧会のプログラムの一環として、座談会が開催される予定で、ここで

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