スパルタスロン2022：歴史的ウルトラマラソンでのギリシャと日本

世界48カ国から集まった388人の超人たちが参加し、今年で40年目を迎える245kmに及ぶ歴史ある国際的ウルトラマラソンレースであるスパルタスロンが、2022年9月30日（金）から10月1日（土）の日程で開催された。
ランナーは9月30日（金）午前6時40分アクロポリスの聖なる岩の下に位置するヘロディス・アッティコス音楽堂からスタート。紀元前490年、ペルシャからの侵略者に対抗するギリシャ人の戦いで、スパルタ人に助けを求めるため旅したフィディッピディスの偉業に関する歴史家の研究に基づき、レースは36時間以内にスパルタの地でフィニッシュするという時間的制限が設けられている。
今年もギリシャに次ぐ最大のスパルアスロン参加国となった日本からは40名が出走し、完走者は14名。またギリシャからは50名が出走、うち29名が完走した。
今年のレースでは1位から3位までをギリシャ人と日本人が独占
2年連続でレースの優勝者となったのはギリシャのフォティス・ジシモプロス（Fotis Zisimopoulos）で、今回は21:00:50のタイムを記録、スパルタスロン史上3位となる記録を打ち立てた。
［ ビデオ：フォティス・ジシモプロスのフィニッシュの様子 ］
 
今年のレースでは、日本人ランナーの曽宮 道（そみや とおる）が21:18:06の記録で準優勝した。

 
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