【世界三大料理】日本料理でもイタリア料理でもない「トルコ料理」が世界三大料理に入っている理由
トルコ共和国大使館・文化広報参事官室のプレスリリースより
どうしてトルコ料理なの?
「世界三大料理」といえば、どこの国の料理が入っていると思いますか? 英語では「The three greatest cuisines」などと言い、世界の大部分で共通の料理が認識されています。
3つのうち2つはフランス料理と中華料理、そして最後の1枠をトルコ料理が占めています。
日本では、なかなかトルコ料理を食べる機会が少ないと思います。その意味で「なんでトルコ?」と感じてしまいますよね。日本料理が入ってもよさそうですし、イタリア料理が入ってもよさそうです。どうしてトルコ料理なのでしょうか?
オスマン帝国のミッション
そもそも論として、世界三大料理という言葉をいつから誰が言い始めたのかについてはわかっていないようです。学術的な根拠も証拠も存在しないとの話。
しかし、トルコ料理を知るほどに(味わうほどに)、世界三大料理の1つにトルコ料理が入る意味を多くの人が納得できるはず。
トルコ文化観光省によると、1299年にトルコ人がオスマン帝国をつくるにあたって、アジアのほうからアナトリア(小アジア)に至るまで、長い距離を移動してきたそうです。アナトリアとは、黒海とエーゲ海、地中海に囲まれた西アジアの半島ですね。現在のトルコの国土でもあります。
多種多様な文化的背景をルーツに
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