【ドイツ現地取材特集1】世界無形遺産の伝統行事!10年に1度のキリスト受難劇

ヨーロッパ旅行

■あわせて読みたい
【特集:ドイツの今】ローカルな旅が今年のトレンド。知られざる観光スポットの魅力をお届け
 
ユネスコの無形文化遺産!オーバーアマガウのキリスト受難劇『パッションプレイ』
ドイツ南部バイエルン地方のアマガウ・アルプス自然公園内にある「oberammergau(オーバーアマガウ)」。17世紀から現在まで、10年に1度上演されるキリスト受難劇『パッションプレイ』の開催地として世界的に知られており、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
役者はすべてこの村の住人や出身の人たち。小さな村の人たちによる劇がそれほど有名なのは、なぜ? 「受難劇」と耳にして宗教的な印象を強く持ったこともあり、いろいろな疑問を抱えながら現地でリハーサルを見学させていただくと、想像を超える魅力に触れることになりました。
第1回公演は1634年!17世紀から続く約400年の歴史
この『パッションプレイ』の歴史は、17世紀まで遡ります。ヨーロッパにペストが蔓延した時代、オーバーアマガウは厳重に警戒していたものの、教会祭が行われた1632年に遂に1人目の感染者が出てしまいます。村に疫病が拡がってしまうなか、村の指導者たちが10年に1度キリストの受難劇を開催すると誓ったところ、その後から死者は出なくなったのだとか。
誓いをした翌年となる1634年に第1回が公演され、それ以降第一次

リンク元

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ヨーロッパ旅行
euroをフォローする
ヨーロッパ観光情報

コメント