【世界ひとり飯(12)】ルーマニア・ブカレスト旧市街の歴史的レストランで、地元料理のランチセットを!
共産圏時代の雰囲気も残るブカレスト
ルーマニアは旧共産圏の国の一つ。その位置は、南にブルガリアを挟んでギリシャ、北にはウクライナ、東には黒海とモルドバ、西にはハンガリーとセルビア。一番有名なのは、トランシルヴァニア地方のドラキュラ伝説かもしれません。
140年の歴史を刻んだレストランがかっこいい!
その首都ブカレストの旧市街は、古くからの建物が残る雰囲気のある地区です。その一角のビルでカルクベレが開業したのは、今から140年以上前の1879年です。
入り口を入るとアーチ状に組まれた高い天井があり、テーブルがずらりと並びます。観光名所でもあるので、この日も見学の旅行者が写真を撮っていました。
さらに進むと、吹き抜けのホールになっています。奥の窓にはステンドグラスがあり、天井の採光窓も美しいデザインが施されています。その1階部分のカウンターにはビールを注ぐためのタップが並んでいます。バルコニーのような2階には、忙しいカウンターを見下ろすテーブルがあります。
かなり大きなレストランで、一日のお客さんの数は2,500人以上、そのうち40%が外国人旅行者だそうです。
店名のカルクベレの意味は「ビール用の荷台」です。ビールの醸造もしていて、「カルクベレ」という名前のビールも人気。平日のお昼時ですが、みなさんちょっと一杯という感じで楽しんでました。
価格はリーズナブルで一人でも楽しめま
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