【フランスなるほど雑学7】フランス人は毎食後にデザートを食べる!?
デザートは19世紀末に始まった習慣
フランスのレストランに行くと、前菜、メイン、デザートの流れが基本となっています。これはレストランだけなのかなと思いきや、多くのフランス人家庭では、この習慣は守られているとのこと。
実はこのデザートを食べる習慣は、19世紀末から始まりました。それ以前、貴族は豪華な食事を取っていたものの、フランスの庶民はパンと季節のスープとオイル、そして時々お肉というのが基本的な食事内容でした。大衆社会が始まるにつれて、前菜、メイン、デザートの流れが確立されていったのだそうです。
現在では、前菜、メイン、デザートの流れがフランスの料理の伝統的な構成と考えられているので、学校の給食でも前菜、メイン、デザートが出るようになっています。
フランス人はこんなデザートを食べる!
デザートというと、レストランで出てくるようなケーキを想像しがちですが、フランス人が毎食後にケーキを食べる訳ではありません。ケーキのようなデザートを食べるのはどちらかというと、レストランやホームパーティなどの特別な機会のみ。
では、どのようなデザートを食べるのかというと、フルーツやチーズ、ヨーグルトが一般的。フランス人はフルーツが好きで、八百屋さんやスーパーの野菜売り場の面積の半分はフルーツで埋め尽くされているほど。季節のフルーツを必ず常備しているという家庭が多く、フランス人にと
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