とびきり洒落てて、少し哀しいモダン群像劇『フレンチ・ディスパッチ』

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『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』TOHO シネマズ日本橋にて。たいがいマイペースなので、新作映画も封切り二週間後くらいに、ゆるっと出かけたりする。が、フランス!活字!ティモシー・シャラメ!と来たら、もう体が勝手に動いてたよ(特に3つ目の要素の影響大)。楽しかったなーー。洒落てたなーー。しかも、絵面の完璧さに対して、ちょこっと物哀しいのがいいんだよな〜。 我らがTimmyが活躍するのは、おそらく五月革命がモチーフの、“チェス革命”(く、くだらない…。でも、そこがいい)若者の青さと暴走、愛、からの破滅。ミス・クレメンツの秘めた想い、ゼフィレッリの最期、コミカルに描きつつ、やっぱりちょっと哀しい。若者たちが激論を交わしたのは、“CAFÉ LE SANS BLAGUE”。訳すと“カフェ・冗談じゃない!”。こんなクスリと笑える皮肉もいい。もう一度、見たいな。〈余談〉20代の頃から、顔付きがほとんど変わらないレア・セドゥちゃん。ボディも約15年前の『美しいひと』と変わってなかった!すごい!フルヌードで「よっこいしょ」とストレッチする姿がツボでした。
Source: 歩いて休んで

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