ギリシャ空軍、フランスからラファール戦闘機を初受領
2021年7月21日(水)フランス・イストルのダッソー・アビアシオン・フライトテストセンターで、ギリシャのニコス・パナヨトプロス国防相が出席する中、ギリシャ空軍へフランスのラファール戦闘機の初号機の引渡式が行われた。
ダッソー社によれば、今回の引渡はギリシャが18機のラファール戦闘機の購入契約を調印してから6カ月という短期間で実現したもの。契約では、18機のうち6機が新造、残り12機がフランス空軍で運用中の機体の譲渡で、機体および装備を含めた調達金額の総額は22億3千2百万ユーロに及ぶという。今回ギリシャ空軍が受領するラファールの装備には、MBDA社の誘導空対空ミサイル・ミーティアの他、既存のMica対空ミサイル、スカルプ空中発射巡航ミサイル、エグゾセ対艦ミサイルのアップグレードを含むとしている。
ギリシャ国防参謀本部指令官のコンスタンディノス・フロロス陸軍大将は「ギリシャ空軍がその装備の増強のためにフランスの戦闘機を導入するのは、ミラージュF-1、ミラージュ2000、ミラージュ2000-5に続きこれで4度目のことで、これによりフランスの戦闘機は45年以上に渡り、24時間常にギリシャの領空における能力を与えることになる」と語った。
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Source: ギリシ
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