リオ五輪女子棒高跳び金・ギリシャのステファニディ、2020年東京五輪の開催に否定的
2016年リオ五輪・女子棒高跳び金メダリストのギリシャのカテリナ(エカテリニ)・ステファニディは2020年東京オリンピックの7月開催に否定的であるとギリシャメディアが伝えた。
ステファニディは現在の状況について、アスリートらに大きなストレスを与えていると語った上で、アスリートらは閉鎖された空間でトレーニングを行わず、彼女自身は屋外や海岸のような開けた場所でトレーニングを行っていると言及。またオリンピックが巨額の予算を必要とするスポーツイベントであることは理解するものの、アスリートらにとって東京の選手村の状況は過密であるとした。
またステファニディは国際オリンピック委員会(IOC)は2020年東京オリンピックは予定どおり開催されると表明し続けているものの、このような状況に至っては、参加者の多い競技団体、例えばアメリカのような国が危険であると判断して不参加を決定した場合には大会は立ち行かないのではとの認識を示した。
19日(木)ギリシャ・アテネのパナシナイコスタジアムで聖火を東京に向け引き継ぐギリシャ人アスリートの一人であるステファニディは、日本の安倍晋三首相が東京オリンピックは予定通り開催されるとした発表に対し、15日(日)自身のツイッターで「オリンピックは予定通り開催されるでしょう。ただし観客も、アスリートも、コーチ陣もなくね」と投稿した。
【 3月15日(日)投稿のステファニデ
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