しがしが留学記:雑感・テルマイコス湾にてコロナ禍を嘆く…

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photo: 筆者提供
ギリシャ第二の大都市・テッサロニキのアリストテリオ大学哲学部で訪問研究員生活を送る福田耕佑が、ギリシャ滞在生活を通じた留学記をつづる「しがしが留学紀」。サッカー・PAOK所属の香川真司選手の名前をギリシャ語でどうつづるのか、ひるがえってギリシャ語を日本語でどう表記するのかという問題について考察し、各方面から反響を得た第7回に続き、第8回となる今回は、現地で生活する筆者ならではのテーマとして、キリスト教の重要な祭日である復活祭(パスハ)にまつわるギリシャ独特の習慣・文化について紹介します。
・福田耕佑のテッサロニキ「しがしが」留学記:過去記事はこちらから!
Γεια σας(ヤ・サス)! 皆さん、こんにちは。Γεια σαςで始まり Γεια σαςに終わるしがしが留学旅行記を執筆させていただいております、福田耕佑です。テッサロニキでの留学生活もいよいよ終わりが近づいていますが、残念ながら相変わらず生活はコロナ、コロナ、コロナです。昨年の11月よりずっとロックダウンが続いており、移動や行動に制限がかけられたりクリスマスやカーニバルなどのイベントもなくなってしまったりと何だか寂しいです。プロサッカー選手の香川真司選手がテッサロニキのサッカーチームΠΑΟΚに移籍したこともあり、スタジアムまで脚を運び試合を観戦したりショップに行ってどんなグッズがあるか見てみたりし

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