華麗なる古典建築!ミュンヘンの「アルテ・ピナコテーク」で鑑賞する巨匠たちの絵画【ドイツ】

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(C)川合英介
アルテ・ピナコテーク、お抱え建築家クレンツェ
アルテ・ピナコテークはバイエルンの王家だったヴィッテルスバッハ家の絵画コレクションが展示されている美術館。周辺には大学や通称ピナコテークと呼ばれる三つの美術館、ノイエ・ピナコテーク、ピナコテーク・デア・モデルネ、そして今回紹介するアルテ・ピナコテークや、博物館などが密集していて、ミュンヘン文化施設の中心地とも言えます。
アルテ・ピナコテークの建物はルートビッヒI世がお抱え建築家レオ・フォン・クレンツェに計画させたもので、19世紀前半に完成しました。
(C)川合英介
長細い建物で、北側中央にエントランスがあります。扉を入るとホールがあり、そこでチケットを購入します。ホールに面した、左右に分かれている大階段を登ると二階の展示空間に辿り着きます。二階では小さな展示空間が連なっていて、天窓から光が降り注ぐので、柔らかい光の中で絵画を鑑賞することができます。
(C)川合英介
お抱え建築家クレンツェとミュンヘン
ところで建築家レオ・フォン・クレンツェはルートビッヒI世のお抱え建築家として多くの建築をミュンヘンやバイエルンの地に残しました。ミュンヘンは都市壁を持つ中世都市でしたが、ナポレオンの侵攻などにより都市壁の意味が失われ、徐々に取り壊されていきました。その当時、スター建築家(というかお抱え建築家)だったクレンツェは、都

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