【世界ひとり飯34】フランス・リヨンの「ブション」で地元の伝統美食を気軽に楽しむ!

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フランス料理のお店もいろいろ
フランス料理のイメージは、スターターからメイン、デザートまでのこってりとバターたっぷりの高級料理かもしれません。伝統の料理法で正当なフランス料理を提供する高級フレンチレストランは昔から人気です。最近は、新しい素材や調理法を取り入れた、新しいフランス料理を楽しめるお店も増えてきました。
そして、いわゆる高級レストランじゃなくても、フランスには「ビストロ」と呼ばれる、もうちょっと気軽な店や、ビールやワインを片手に楽しめる居酒屋のような店「ブラッセリ―」、もっとカジュアルな「カフェ」など、いろんなタイプのおいしいお店の形があります。「ブション」も、そんなお店のひとつなのです。
リヨンの丘の上にブションが密集!
地図でリヨンを眺めると、ちょうど北から南にローヌ川とソーヌ川が流れていて、街の南側で合流しています。西側に位置するソーヌ川が街の北側で蛇行するあたりの丘に、ノートルダム大聖堂とか、リヨン・サンジャン大教会なんかもあって、日本でいえばお寺の周りの門前町に似ているかもしれません。古い町並みが残っていて。そのあっちこっちに、リヨン料理を楽しめるブションがあります。
今回はフランス人の友人と一緒に、「Les Ventres Jaunes」でブションの料理をいただくことにしました。お店の名前は「黄色いおなか」という意味のようですが、「鶏」がテーマになって

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