誰も観たことのない新しいギリシャ悲劇「オレステスとピュラデス」11月に公演
2018年の「オイディプスREXXX」、2019年の「グリークス」と、ギリシャ悲劇の上演に果敢に取り組んできた気鋭の若手演出家・杉原邦生が今年11月ギリシャ悲劇シリーズの最終として、トロイ戦争でのギリシャ軍の総大将・アガメムノンの息子オレステスと、従兄弟でのピュラデスの二人を軸に、誰も観たことのない新たなギリシャ悲劇「オレステスとピュラデス」を上演する。
従兄弟のピュラデス、姉のエレクトラとともに、母であるクリュタイムネストラーを手にかけたが故に復讐の女神の呪いに苛まれるオレステスの物語をつむぐのは「オイディプスREXXX」「グリークス」を演出した演出家・杉原邦生と劇作家・演出家の瀬戸山美咲の二人。オレステス役は映像での活躍がめざましい鈴木仁が、ピュラデス役は谷幸喜作「大地」でも注目された濱田龍臣が務めるという。
アドヴァイザーにギリシャ悲劇研究家・翻訳家としてこれまで数々の作品に係わって来た山形治江を迎えた本作は、KAAT神奈川芸術劇場で2020年11月28日(土)から12月13日(日)まで上演される予定。
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「オレステスとピュラデス」
日時:2020年11月28日(土)~12月13日(日)(休演日:12/1(火)・12/8(火))
会場:KAAT神奈川芸術劇場 ホール(神奈川県横浜市中区山下町2
チケット発売開始(一般):2020年10月17日
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