photo: Junko Nagata ©GreeceJapan.com
2025.7.4 Update
ギリシャメディアの最新情報によれば、7月31日まで開催予定のアテネ・エピダヴロス・フェスティバルの終了後、イロディオ・アッティコン音楽堂では9月から10月の独立系プロダクションの公演が実施される予定で、10月までは各種の公演が行われることになる。新しい情報が入り次第、改めてお知らせしたい。
ギリシャシャ・アテネの芸術の中心たる野外劇場イロディオ・アッティコン音楽堂は、2世紀にヘロデス・アッティコスが妻リーギッラを偲び建設したものだ。現在ではアテネ・エピダヴロス・フェスティバルの主要会場の一つとして、また国内外のあらゆる公演の会場として、ギリシャ国内外からの一流の公演が毎年多数開催されている。
現代に至るまで良好な保存状態を保ってきたこの劇場も、現代の公演プログラムが求める必要性への対応を始め、石造という構造上の問題及びインフラの劣化による改修の必要性が明らかになっている。
こうした様々な課題により、この度2025年10月末をもって、イロディオ・アッティコン音楽堂は約3年間に及ぶ改修工事のために閉鎖されることが決定された。閉鎖期間中に予定されていた公演については、アテネ市内の会場に場所を移して開催される予定という。
2025年秋から開始される予定の改修工事では、石
UPDATE: アテネのイロディオ・アッティコン音楽堂、改修により3年間閉鎖
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