清流劇場のギリシア劇勉強会2025『アクロポリスの丘の麓から』が開催
ヨーロッパ旅行2023年エウリピデスのギリシア悲劇を原作とし、ギリシア悲劇を大阪弁で演じる『台所のエレクトラ』を上演し、2024年には2024日本ギリシャ・文化観光年記念事業の一環として、エウリピデスのギリシャ悲劇を原作とする新作『ヘカベ、海を渡る』を上演するなど、意欲的な作品作りで高い評価を得る清流劇場が『アクロポリスの丘の麓から』と題したギリシア劇勉強会を今年4月から開催している。
1996年1月に設立され「清濁を併せ呑んで、尚、清流たらんとする」を目標に掲げる清流劇場は、2017年に古代ギリシャ悲劇の巨人ソポクレスの「オイディプス王」を原作とした『オイディプス王 Oedipus the King』を上演。また2022年10月にエウリピデスのギリシャ悲劇を原作とした『くたばれヒッポリュトス』など、ギリシャ悲劇を下敷きにした作品を積極的に発表し続けているほか、ギリシア劇を学びたいあらゆる人を対象としたギリシア劇勉強会を随時開催している。
今回のギリシア劇勉強会は、『キュクロプス』(エウリピデス作)をテキストとして使用する前期(第1回〜5回)と、ギリシア喜劇のメナンドロスをテーマに丹下和彦・大阪市立大学名誉教授が講師を務める後期(第6回〜12回)の二部構成。いずれもオンライン講座で、それぞれ1回のみの参加も受けつけている。
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