【世界ひとり飯19】洗練された中東料理、パリのレバノン料理がおすすめな理由!
フランスの移民統治領だったレバノン
第1次大戦後の1923年から20年間、フランスの委任統治領だったレバノン。その前は16世紀からオスマン帝国に支配されていました。フランス料理もトルコの料理もユネスコの食文化無形文化遺産に登録されていますから、この2つの国の食文化の影響を強く受けたレバノンが「中東屈指の美食の国」と呼ばれる背景がわかります。
今回はパリの中心部からメトロに乗って30分ほど、トラムのジョルジュ・ブラッサンス駅が最寄り駅の、レバノン料理の小さなレストラン「Maison Issa (メゾン イッサ)」でひとり飯を楽しみます。
腕を振るうのはレバノンで活躍したイッサさん
駅から住宅街ををゆっくり歩いて5分ほどの住宅ビルの1階に、ピンクがアクセントになっているメゾン イッサはあります。訪れたのは日曜日のランチタイム。毎週日曜日にはブランチのみの営業です。
シェフはレバノンのベイルートで2つのレストランを成功させたハッサン イッサさん。その後パリの高級レバノン料理店のシェフに招かれ、2013年にこの店をオープンしたそうです。
店内は明るく、やはり白とピンクの色が穏やかな印象です。実は予約なしで行ったので、最初はいっぱいだと断られたのですが、「ちょっと待ってて」と席を作ってくれたのでした。
中東料理がしっかり楽しめるメゼの盛り合わせ
席につくとまずはオレンジジュースが
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