2004年製作のNHK番組『もっと知りたいギリシャ いつもそこに歌が』4Kで放映
2004年のアテネオリンピック開催の機会に、ギリシャ近現代史においてギリシャ音楽が果たした役割について、貴重なインタビューを交えて解き明かしたドキュメンタリー番組『もっと知りたいギリシャ いつもそこに歌が』がNHK BSの「4Kプレミアムカフェ」で再放送される。
制作には私、永田純子も協力。番組では、ギリシャを代表する作曲家バシリス・ツィツィアニスの「曇り空の日曜日(Συννεφιασμένη Κυριακή)、マルコス・バンバカリスの「フラゴリシアニ(Φραγκοσυριανή)」といった名曲の数々が二度の大戦に傷つくギリシャの人々にいかに影響を与えてきたか、またマルコス・バンバカリスの息子ステリオス・バンバカリスが語る父の思い出について言及。
続いてギリシャ歌謡界を代表する男性歌手ヨルゴス・ダラーラスとその代表曲「ああ、つばめよ(Αχ χελιδόνι μου)」、そしてギリシャを代表する作曲家ミキス・テオドラキの名曲「五月のある日(Μέρα Μαγιού)」を通して、第二次世界大戦後のギリシャが軍事政権下の困難をいかに克服していったのかを、作曲家・歌手本人のインタビューをはじめ、周辺の様々な人々の証言をもとに明らかにするという、20年の時を経た今もなお色あせない一級のドキュメンタリーとなっている。
[ NHK 4Kプレミアムカフェ:もっと知りたいギリシャ いつもそこに歌が(
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