ギリシャ音楽とは何か:アテネのギリシャ民族楽器博物館(photos)
ギリシャ・アテネには、世界的に貴重な展示品を擁する博物館が数多く存在しているが、こうした博物館の中でも世界中の音楽家らにとって見逃すことのできないもののひとつが『フィボス・アノギアナキスーギリシャ民族楽器博物館』だ。
アテネの繁華街プラカの古い邸宅を用いて1991年(平成3)に開館したこの博物館は、1842年(天保13)に建築されたローマンアゴラに隣接している。
この博物館は、音楽学者フィボス・アノギアナキス(1915-2003)による約40年間にわたる調査研究の成果が結実したもので、ここには18世紀から現在に至るまでの約1,200のギリシャの民族楽器のコレクションが収められている。
3つのフロアに分けられたこの博物館は大きく4つの分野に分けられ、歴史的価値の高い貴重な楽器の実物のほか、音楽が奏でられていたそれぞれのシーンを捉えた資料的価値の高い写真やその解説から、年代・テーマ別にギリシャ音楽の伝統について深く学ぶことが出来る。
開館時間:
月・水・木・金・土・日:8:30-15:30(最終入場/15:10)火:休館
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